ひとつ、屋根の下で



高校生っていうか、大学生みたい。


黒縁の大きめの伊達メガネがよく似合う。



「ど?」


首を傾げて可愛らしく訊いてくる。


……そういう格好が似合ってるのも、カッコいいのも、ちゃんと分かってるくせに。


凌の私服、いっつもこんな感じだもん。


私にとってはさっきのパーカーにジーンズ、みたいなカジュアルな格好の方がいつもの凌と違うから違和感があったくらい。


漫画かいてるときとか家でのんびりしてるときは別だけど、外に出かけるときは大人っぽい格好が多いんだ。



「どう、って。いつもどおりじゃん」


そういうと、眉をしかめられた。


……他にどう言えっていうの!