ひとつ、屋根の下で



────しかし。


大抵嫌な予感ほど当たってしまうもので。


訪れた放課後。




「なんでいんのっ!!」


雑誌の撮影のために可愛い服を着て、流行のメイクをしてもらって。



貸し切りになっていた小さなカフェに入り、カメラの前に立とうとしたら。



スタッフさんにまざってなぜかいる見慣れた顔を見つけて、思わず叫んでしまったのだった。



「なになに、沙波ちゃん、篠月先生と知り合いなの?」


「し、篠月先生!?」


もしかしなくても、それって凌のこと!?


そういえば、そんなペンネームだって言ってた気がしないでもない。



「漫画の取材なんだって!うちの雑誌と同じ出版社の月刊誌でかいてる漫画家さんなんでしょ?」


スタッフさんのひとりがそう言ってにっこり笑った。


「え、お、同じ出版社……!?」


嘘でしょ!?