抵抗したくても、超絶イケメンくんの瞳は一度合わせてしまったら自分から離すことなんてできないくらいの力を持っていて。
私はどうしようもなく、ただ息を詰めることしかできなかった。
「……ね、ねぇ、離れてよ……!」
「だめだめ、これからでしょ」
こ、これからって何が!?
好きな人以外に触れられるなんて最悪!!
そう思う気持ちとは裏腹に、恥ずかしくて、だけどドキドキして、私は自分の顔がお風呂上がりという理由だけではなく熱くなっていくのを感じた。
「あんた、名前は?」
「は、支倉」
「下の名前」
「………沙波」
そう言うと、超絶イケメンくんは妖艶に笑った。
「ふーん。沙波、ね」
「よ、呼び捨てやめてよ」
そんな軽々しく呼んで欲しくない。


