ひとつ、屋根の下で



一体なにをさせられるのだろうという憂欝な気持ちになりながらも、着替えて2階に上がった。



俺の部屋ってどこじゃい、と思ってたけど、私の部屋の向かいの部屋のドアが分かりやすく開け放たれてあって、部屋の中から私の姿を見つけた超絶イケメンはにっこり笑ってひらひらと手を振ってきた。



「……」


「振り返せよ」


「そんな気力はないんで」



自分の部屋に化粧水やら櫛やらを置いてから、ため息交じりに超絶イケメンくんの部屋に入った。


特に考えもなく自然に部屋のドアを閉めると、



「きゃー、ふたりきりでドア閉めちゃうの?そういうつもりなんだ、だいたーん」



と言われ、本気で殴り飛ばしたくなった。