ひとつ、屋根の下で


懇願するような声でそう言ったけど、その人は、眉をひそめていた表情から、ふいに面白がるような顔に変わった。


な、なに……?


なんだか嫌な予感がして、思わず一歩後ずさる。



「……もしかして、今日から来る下宿人って、あんた?」


「!?」



びっくりして目を瞠ると、その人は納得したように頷いた。



「あ、女のコだったんだ。てかあんた、昼間の浮気系女子じゃん」


「う、浮気系女子…!?」



なんだそのジャンル!



……いや、間違っては無い。


間違っては無い、けど…。



浮気、だなんて簡単に片付けられると無性に腹が立った。



てか、やっぱりこの人、昼間の超絶イケメンじゃん…!!