ひとつ、屋根の下で



「本当に大丈夫?」


モデルの子が隣でぽそっと話しかけてきてくれた言葉に、私は勢いよく頷いた。



「じゃあ、始めるね」



北岡さんの声に、私は強くカメラを見つめた。



ここに立つ資格がなくたって、今からでもその資格、掴んでやる。



そんな気持ちを込めて。