見た目は大人楓子だけど、心は恋愛初心者の17歳なんだよっ!
「ゆうべは一緒に寝たじゃん。」
「それ、私の意志じゃないもん!!」
「毎晩一緒なのに・・・。」
翔平はシュンとしながら言った。
う゛・・・そんな切なそうな顔を向けられたら・・・
「・・・も、もうちょっと免疫ができたら、一緒に寝てもいいケド・・?」
私は思わず呟いてしまった。
私が翔平をチラリと見ると、
「ほ、ホント?ホントにホント!?」
目をキラキラさせて聞いてきた。
あぁ、もう無かったことには出来そうにないよ・・・。
「・・・ホントにホント。」
私がそう言うと、翔平は満足したのか、ご機嫌になった。
「へへへ・・。早く免疫が出来るように、僕頑張るね!!」
な、何をですか!?・・・とりあえず、聞かなかったことにしよう。
