お星さまに願いを!


「楓子ちゃん、どうしてもダメ?」

「ダメったらダメなのっ!!」

私たちはあれから順番にお風呂に入って、あとは寝るだけの状態となった。

一緒に入ろう!!なんてとんでもない提案をされたが、

断固拒否した。

そして今度は、私がリビングのソファーで寝ると言ったら、

翔平が「一緒にベッドで寝る!!」と言ってきて、中々引き下がろうとしない。

「僕なんにもしないよ?並んで寝るだけだよ?」

翔平は眉を寄せて一生懸命訴えてくる。

「だって、私・・免疫無いし、恥ずかしいもん!」