すると翔平は潤んだ目でくしゃりと微笑みながら私を見上げた。
っっっ///
この笑顔、私を殺す気ですか!?
心臓が本当に持ちませんって。
音が聞こえるくらいドキドキしてる。
「楓子ちゃん!!」
「な、なに?」
「ちゅー、していい?」
と言って翔平は顔を近づけてきたもんだから···
ムギュー!!
「いででででででで(涙)!!!!!」
両頬を抓んで思いっきり引っ張った。
だって、心臓が爆発寸前なんだもん。
「だから、私は免疫ないんですってばっっ!!!」
きっと私の顔は真っ赤だ。
ギュ―!!さらに頬を伸ばしてやった。
「いいいいだいぃぃ。ごべんださいぃぃ(ごめんなさい)!!」
