「あっ!流れ星!」

私はとっさに願った。

私の一番の願いを、熱く、あつーく願った。




「どうか、私の運命の人を教えて下さいっっっ!!」




えへへ、願っちゃった・・・。

私はしばらく星空を眺めたあと、気分良くベッドに潜り込んだ。

あっという間に瞼が落ちていく。

この時、私は考えもしなかった。

この、『お星さまへの願い』が、

あんな形で叶うとは・・・。