「しょーへー。いい匂いがするー。」 私は翔平の肩に顔を埋めてクンクンした。 何だか安心する匂いがする。 「ふ、楓子ちゃん、かなり酔ってる?僕、心臓がヤバいよ?」 「しょーへー、お肌スベスベ―。」 今度は翔平の頬を触る。 「楓子ちゃんっっ///」 なんか翔平が戸惑ってる気がするけど、気にしないもんね~。 お酒と翔平の温もりが、私を完全に麻痺させてる。 私は、翔平に回している腕に力を込めた。 ギュっ。 「楓子ちゃん?」