「んー。了解!それだったらね、行きつけのBarにしよう!食事も、すごく美味しいの出してくれるんだよ!」

Bar!?

なんて大人の響きなんだ。

楽しみだなぁ♪


私たちは行き先も決まったので、早速外に出た。

もう19時前で辺りは暗くなっている。

翔平は、もうお決まりのように、自然に手を繋いでくる。

やっぱりドキドキするけど、自分の中にも少し余裕が生まれたみたいだ。



少し歩くと、私はある違和感を感じた。

暗いから分かりにくいけど、見覚えのある道・・・。



「あ!!ここ・・・。私が通学する道だ!!」