翔平が耳元で、私にだけ聞こえるように囁いた。 「楓子ちゃん、お義父さんの髪のことに触れちゃあダメだよ~!相当気にしてるらしいから・・・。」 私は口を塞がれたまま、コクコクと首を縦に振った。 やっと翔平は解放してくれた。 お父さんは何を勘違いしたのか、 「お!楓子に翔平君、相変わらず仲がいいねぇ。お父さん、妬けちゃうぞ?」 満面の笑みでそんな事を言ってきた。 私はそれよりお父さんの頭に目が釘付けだ。