___ ______ _____________ 「あ、河村伊織」 ある日の放課後 わたしたちは彼を見つけた。 .....一週間ぶりだ。 「あいつが1人でいるなんて珍しー」 紗英は興味なさそうに言い放った。 確かに、彼が1人でいるのは珍しい。 いつも周りには友達か...可愛らしい彼女 夏海先輩がいる。 「ねぇ、沙英。 ...連絡先聞いてきてもいいかな?」 「んー?な... はぁ?」 紗英は触っていた携帯から目を離し 驚いた顔でわたしを見た。