嘘吐きの道化師

-次の日

全く寝れなかった。
雪菜の泣き顔しか思いつかなくて。

行きたくない学校。
「おはよう。お姉ちゃん。」
「あ、那月。おはよう」

いつも、弟におこされて起きる私。
弟は不思議な顔をしていた。

「お姉ちゃん。くまできてる!」
「えっ??」

寝てないんだから、できるわな…。
ホットタオルで顔を温めた。

「お姉ちゃんあのね!」

弟はいつもより、元気良く話していたけど
その話は全く耳に入らなかった。