「嘘でしょ…っ…。」
愛加須さんは私をみて、驚いた。

いくら、男に見えるからといっても
このリアクションは傷つく。


「あなた、絶対人気出るのに。」

愛加須さんは私の肩をがっしりつかんだ。

「あなた、男にならない?」

「は?なにいってるんですか?」

全く意味のわからない。
今の性別で私は満足しているし、
そうゆう病気をもっているわけでない。


「男として、芸能界に入らない?」

「え?ええええー!!」

意味がわからないけど、
なぜか大きい声がでてしまった。