「あっ、はい!」


「僕はこれから用事があるから行くけど、あんまり考えすぎちゃ駄目だよ」


「はい。気を付けて行ってきてください。」


「ありがとう。藤村がいるから何かあったら言って」


「はい。行ってらっしゃい」



チュッ


(………///っ!)


「行ってきます。」


頬にキスされ、真っ赤になった私の反応を面白がって笑いながら出ていった。