(ここは…?私、生きてるの?) 「華恋ちゃん、華恋ちゃん」 知らない人の声に首だけを声の方に向ける。 (医者…と看護婦?) 初めて病院だということを確信した。反対を向くとお母さんがいた。でも、表情からは何も感情が読み取れない。 お母さんは、私が意識を戻したと同時に病室を出た。 「華恋!」 どこかで聞いたことがある声に答えるようにその人に目を向けた。 「だ…れ…?」