あれから私は、用意された部屋のベットに横になったけど、なかなか眠れなかった。

(優斗は何であんな事を言うんだろう。私とお兄ちゃんの間に何かあるなんて勘違いしてないよね…?)


何度、考えたってはっきりした答えは出てこなかった。


(頭で考えても駄目なら行動で確かめなきゃ!)











翌朝、藤村さんの運転する車の中である決断をしていた。