「……!」 優斗に呼ばれ、顔を上げた瞬間、驚いて言葉が出なかった。と言うより、気付いた時には言葉ごとキスで封じられて出せなかった。 (優斗…) 初めてのキスは私の涙の味だった。けど優しく、いたわるようなキスはやっぱり甘さもあり、くすぐったかった。 「華恋」 暫くしてキスが終わった後、優斗は優しく、でも力強いはっきりした口調で話し始めた。