雅様。先ほど、紘輝様が日本に戻られたとの情報が入りました。それと先日、雅様が知りたがっておられた方ですが、やはり如月華恋とお付き合いをされているようです。こちらがその方についての資料になります。」

「ありがとう。早速だけど、彼と連絡はとれるかしら。少し、お話がしたいのよ。」

「かしこまりました。」

今の私は、上流階級のお嬢様で名は知れ渡ってる。けど、その地位を下げないでいるためには如月に嫁ぐ事を諦めるわけにはいかない。

私だって、この3年の間ずっとどうしたら良いか考えていた。

(とりあえず、彼と連絡が取れるまでは下手に動けないし如月総一郎には媚を売っとかないとね・・・これからお屋敷にでも出向こうかしら)



雅side(終)・・・・・・