「お連れ致しました」 「あぁ。悪いが、下がってくれ。」 お兄ちゃんは林さんを下がらすと早速、優斗に話をかけた。 「初めまして。俺の妹がいつもお世話になってるみたいなので是非、挨拶がしておきたくて・・・いきなりですいません。兄の紘輝です。」 お兄ちゃんは、満面の笑みで言った。 (なんか、俺のってとこだけ妙に強調してたように聞こえたけど・・・どうしてだろう) それに加え、不機嫌オーラ丸出しのお兄ちゃんの態度に大きな不安を感じて私はハラハラしていた。