奇行少女と風紀男子






「だから言っただろ。油断しているって」





黒澤はこのことを言ってたんだ!!





「いまい~もう逃げられないぞ!!」





息を整えながら吉田は私にそう言った。





前方には吉田、後方には黒澤。





左右には壁。





逃げ場はない……が





私は吉田に向かって走り出した。





「おう!かかってこい、今井!!」





吉田は大きく構えた。





「構えただけじゃ私を止められないよ♪」





私はそう言いながら更にスピードを上げて走った。





「おい!ぶつかるぞ!!」





後ろで黒澤がそう言っているのが聞こえた。