――昼休み 俺はいつも図書室で時間をつぶす。 別に本が好きで此処にいる訳じゃない。 ただ、誰も来ないし気楽でいられる唯一の場所だから。 「はぁ…」 ため息を付きながらソファに座り込む。 2時間目の“アレ”が原因なのか疲れて寝てしまった。 俺はある夢を見た。