奇行少女と風紀男子










なんとか無事にシチューを作ることができた。





しかし問題が一つ残っている。





それは…………










味!!





紫乃さん(料理中、彼女に名前を訊いた)は





『美味しい♪』





と言ってくれたが……





実際、美味いのか不味いのかは分からない。





どうしてかって?





何故ならば私は一斎味見をしなかったからだ!!














………威張りながら言うことではないな。