奇行少女と風紀男子






「つーか普通年上なんて殴んねーよな~。お前、どんだけ馬鹿なんだよ」





「あ、黒澤君のほっぺに蚊が♪」





ヒュッ

スカッ





「なに?俺に喧嘩売ってんのそれ(にっこり)」





「ぁ…すみません…」





黒澤は笑ったときの顔が一番怖いことを最近覚えた。





黒澤がニコニコしながら私に詰め寄ってくる。





後ろにさがりながら逃げ道を探していると何かにぶつかった。





振り向くとそこには………




























……壁があった。