ずっと宙から。







「私、遥斗が好きなんだぁ。」






私は驚きを隠せなかった。


繭田さんが恋することに驚いてるのではない。

美咲に相談しているからではない。




山地くんは美咲の好きな人だったから。



そう…“ヤマヂハルト”






私はこの時何かが崩れる音を聞いた。

この音の元を後にわかることになるなんて…。