麻友はママが見付からない男の子と一緒にママ探しをしたことがある。色は違うけど、この癖のある髪は…もしや、あの時の?

「ねぇ、君、この子の名前は?」

いつかの男の子の面影がある子を連れてきたお友達、爽やかな彼に聞く。

「ぁ、愛野海です。」

『あいのかい!』

「海くんねっ!君は?」