それから私達は練習を頑張った。
“県大会”という夢の舞台に行くために―――
練習試合では、タッチーからアドバイスをもらい、土日の練習では水野さんから教えてもらった。
私自身も、確実にバントが出来るように、フライが捕れるようにと自分に足りないものを特に練習した。
―――今思うと、こんなに練習して楽しかった毎日が1番幸せだったかもしれない。
そして、チームメイトとの絆が今まで以上に深まっていくのと同時に春がやってきた。
そう、最後の年、3年生へとなった。
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