ヒカリ

「いったいどうなるの、この国は。」



「噂では王が誰かに「殺された」って言ってるけどね♪」



「ガロウ、語尾に♪をつけるな!」



「だっておもしれぇじゃん!!」



ガロウはひとしきり笑った後に驚くべきことを口にした。



「言ってみない?」



「フッ、どうやって行くつもりだ。言ってみろよ。」



「はぁ!?お前に関係ねぇから。」



「……ちょっと二人とも!!」



リオウとガロウが振り替えると…



「行こ♪」



「へっ?」



「あんた何か企んでるだろ。」



リエルは小さく笑った。



「やっぱり分かる?」



「顔に出過ぎだよリエル。」



「リオウなら…。」



「リオウなら、私とガロウさんを連れていけるでしょ、召喚すれば。」



「つまり、俺様とリエルで女王に会いに行くのか。」



「まぁ、立派な不法侵入になるけど。」