数分もしないうちに 看護婦さん何人かと担当医が 入って来た。 「君ちょっと避けてくれるかな?」 「は、はい。」 「篠川さん? 聞こえますか?」 「薬がきれたみたいです。」 怜、 ほんとは元気じゃなかったんだ。 それを無理に笑ってたんだ。 私気づかなかった。 「君、ちょっと病室から出てくれる?」 「え!?でも私ここにいます!」 「いいから!!」 「は、はい。」 う、怒られた。 病室から出る時に見えた 苦しそうな怜の顔を見て 何もできない気持ちで 胸を締め付けられた。