気ままな猫と暴走族の彼等

『なんであなた達と遊ばなきゃいけないの。…薬臭い人達とは遊びたくない。』

最後の言葉は聞こえないくらい小さな声で呟く。

「あ?なんて言った~?」

『っ…、放して!触らないで!』

腕を掴まれて逃げられなくなる。

「おら、行くぞ~」
「早くしたいんだろ?」


『放して…。』

「うっ…。」