「えー、やだ!久しぶりの萌愛だから放したくねぇ……」 久しぶりに会えてわたしも嬉しいけど……流石に苦しい。 人の気持ちも考えてほしい。 「「龍……放すよな……?」」 すると、何故か怒って龍ちゃんに殺気を向けるお兄ちゃん達。 「あ゙?」 「俺らの萌愛を放してもらおうか」 「誰がはなすか」 そう言い合いながら、龍ちゃんは抱きしめる力を強くした。 苦しいっ……。 『っ………』 「龍、萌愛を放せ」