「ねぇねぇ、小説じゃなくて俺にも構ってよ〜」 そう言いながら私の小説を取り上げた。 何してくれとんじゃワレ。 そう思い、睨みつける。 「(怖い、怖い…こりゃ相当恨まれてるな〜。)綺麗な顔が台なしだよ〜?」 イ ヤ ミ か こ の 野 郎 ! そう思いつつも顔には出さずに相手を睨むのを止めない。 ムカつく、ヘラヘラしやがって。