本当にごめん。 ・・・でも
「うるさい。」
・・・としか言えないんだ。
自分が弱いばっかりに
皆に迷惑かけてる
本当は、もっと声聞きたい。
笑っていたい。 しゃべっていたい。
でも、無理なんだ。 ごめんね。
「ねぇ~ってばぁ~」
そんな琥珀の声を無視して帰ろうとした。
「待て。お前、ちょっと来い。」
いつも無口な大成が喋った・・・
なんて関心してるといきなり
腕を捕まれてどこかへ向かい始めた。
「どこ行くの?てか、離して。」
ある意味、これは本心だ。
力強すぎ…腕痛いわ…
「いやだ。離したら、離れていくだろ?」
そりゃあ、逃げるだろう。だって
ある意味 拉致だからね・・・。
「分った。分った。逃げない。」
場所によるけどネ…。

