食堂で昼食を済ませた苺は、屋上へ向かった。 昼休みは屋上で過ごすのが、苺の日課なのだ。 「…今日は日差しが眩しいな…」 苺はそう思いながら給水タンクに寝転がる。目を閉じると、今朝の出来事が脳裏に浮かんだ。 ◇◆◇◆ 「え!?車で行くの!?」