食堂で昼食を済ませた苺は、屋上へ向かった。




 昼休みは屋上で過ごすのが、苺の日課なのだ。




「…今日は日差しが眩しいな…」




 苺はそう思いながら給水タンクに寝転がる。目を閉じると、今朝の出来事が脳裏に浮かんだ。





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「え!?車で行くの!?」