屋敷の白いドアのノブにはライオンが付いている。 ライオンに睨まれている気がして、苺は怖くなった。 その時だ。 「何してるの?」 後ろから声をかけられ、苺は文字通り飛び上がった。 肩を掴まれ、苺は後ろを向いた。 一瞬、誰だろうと頭を悩ませる。 髪は色素の薄い茶髪、 睫毛の長いこげ茶色の丸い目、 体格は華奢、長身。 筋の通った鼻、 不敵に笑う口、 白い肌。 爽やかなマリン系の服をすらっと着こなした出現者はポケットから鍵を取り出した。