屋敷の二階の東側で龍二が立ち止まった。 「ここが苺ちゃんの部屋だよ」 龍二が白いドアを開けた。 苺は息を呑んだ。 「こ、ここ…!?」 ざっと見た感じ二十畳くらいの部屋だった。 ドレッサーと天蓋付きベッド、大きなクローゼットが苺の目に留まった。ベッド脇の窓はバルコニーに出られるようになっている。 「すごい…!これ、私の部屋なの?」