嘘つきなホットミルク





「会いに来てやってくれないか」

というような内容を読んで、家を飛び出した。



手紙に書かれた住所に向かう。



田んぼと森に囲まれたカノジョの実家は、そこだけ時間がゆっくりと流れているようだった。