「なーちゃん、いよいよ母さんあの人に会えるんだわ、どうしよう、どうしよう、涙出てきちゃった」 「何言ってるの、たかだか、その、えーと何とかいう韓国の人に会うくらいのことで、姉ちゃんちょっと何とか言ってやってよね」 そう言って姉の純子を見ると…さっきまでとは一辺姉の顔が輝いて見えて見違えたかと思う程に目を潤ませているではないか… …はぁーなんでこうなるんだろうか… 会場にはいると異様なざわめきとどよめきが混ざり何やら言いようのない緊張感に包まれていくのだった。