純粋に戻りたい



「ねぇ、そろそろ離してよ…痛い。」

私がそう言うと純は 足を止めた。
そして ゆっくりと私を離した。

「ねぇ、家に帰っていい?」

私が質問したけど、

「やだー」

すぐに 却下。

「ぢゃあ、どうするの?
しかも、今日はカラオケじゃないのー?」

「行きたくなくなったからいいしー」

「1日に何回遊んでるから、いっつも巻き込まれてんだけど…」

そう 純が女と遊ぶから1日何回も別れろと言われる。

「私を巻き込まないでよね」

「なぁー。」

いっつも言うけど、いっつも無視される。

私はため息しかつけない。

「俺ん家来ない?」

「ぇ…?」

純が久しぶりに家に来ない?って
言ったからびっくりしてしまった。

純は私の意見なんか聞かないで
手を引っ張って純の家に向かう。

ドキドキ…

何故か 久しぶりに胸がうるさい。

どうしよう…。