「どこからきたの?」 「おうちはどこ?」 「いっしょにあそぼう?」 みんな、友好的に迎え入れてくれたけど…… 「……っ」 意地っ張りな俺は、それに素直に甘えることができなくて…… わざと離れて、誰かが近づいてこようものなら逃げ回っていた。 気づけば、 1日が終わってて。 3日経って。 1週間が過ぎて。 いつのまにか、誰も俺に構わなくなっていた。