二人の進む道

「さあ姫ちゃん、次行くわよ~。」

2人で地下の駐車場に向かうと、入り口のところに車が横付けされていて、近くにえんぴ服のまだ若い男性が立っていた。

『ありがと、坂野。』

車に乗り込むと運転する彼に言った。

「ありがとうございます。」

静かにお礼を言ってくれた。彼はパパが雇ってくれた運転手さん。この車もパパが仕事用にとくれたものだ。パパは世界的に有名なクループの社長をしてるの。私はいわゆるお嬢さまってわけ。

『次、なんだっけ?』

「S-boyとチョコのCM撮影。その後レイと清涼飲料水のCM撮って、2つモデルの方の
 仕事も入ってるわ。」

はあぁぁぁ~

『明日からライブなの覚えてます?』

ちょっとあたってみた。今日は早く休みたかったのに!!

「ごめんね!社長には言ったんだけど・・。聞いてもらえなくて。」

社長が絡んでるなら仕方ないか。