俺様×優等生‐2人のセンパイ‐

「ん。分かってる。俺なりの考えあっての行動だし」

「そう、ですか」

「ああ」

蒼汰にしてもこの友人女子にしても、本当に親身にあいつの事考えてるんだな。

軽いノリに見えるけど、俺が思ってる以上に思慮深いのかもしんねぇ。

いい友人持ってるな、湊のヤツ。

「すみません、変な事言って」

「謝るなって。悪いこと言った訳じゃねぇんだし」

「・・・・・・何、やってんすか?」

横からそんな声。

俺と友人女子が揃ってそっちに顔を向けると、不機嫌そうな蒼汰。

「おー?蒼汰、嫉妬か?」

「な、別にそんなんじゃないっす」

そんな顔して否定しても説得力ねぇっつーの。

「ふふー。じゃあこーしたらどうかなぁ?」

俺の真横にいる友人女子は、さっきまでの表情を一変。

いたずらっ子みたいな顔して、俺の腕に絡みついてきやがった。