俺様×優等生‐2人のセンパイ‐

「あれ、蒼汰。何でいるの?」

そんな店内で友人女子がきょとんとした顔でいた。

隣にはしっかり湊もいる。

何かショーウィンドの値段じっと見てるし。

「何でじゃねぇよ。勝手にいなくなんなって」

「う、ごめん」

お、珍しく蒼汰が強気だぞ。

「前にそれで変な連中に絡まれてたろ」

また乱暴されたいのかって続ける蒼汰の顔はマジだ。

何だかんだ言っても、本当に蒼汰は茜が大事なんだってそう思う。

「湊、お前もだぞ。あんま心配させんなって」

「あぅ、ごめんなさい・・・・・・」

ただでさえ小さい湊が、しゅんとして余計に小さく見える。

その手には小さい黒猫のぬいぐるみ。