俺様×優等生‐2人のセンパイ‐

「それよか、センパイはどうなんすか?あのちびっ子狙ってるんすか?」

「はぁ?」

「振られたばっかの女子って落としやすいっていうじゃないっすか」

こいつ、以外と悪どい、か?

正直こいつからそんな言葉が出るとは思わなかった。

「まぁ、それは冗談としても。俺も茜もちびっ子の友達っすから。振られたって話も聞いてるし、落ち込んでる姿見るのはイヤっすからね」

冗談って聞いてちょっと安心したりもしたが。

「そうか」

「ええ」

なんつーか、ただの学習能力皆無なおもしろいヤツって思ってたけどホントは違うのか。

「あっと、そろそろ会計済ませて出ないと」

「ん、そうだな」

レジに向かう蒼汰に

「ほら」

俺は5000円を渡してやる。

総額いくらかはわかんねぇけど、大体それくらいの額にはなってるはずだ

いくら何でも後輩に全額奢らせるってのは年上として情けない話で。