俺様×優等生‐2人のセンパイ‐

「さて、お会計は蒼汰に任せて先いこー」

「え、あ。でも・・・・・・」

ホントにいいのかなぁって顔の湊。

「あー。ほらいいって。先行ってな」

蒼汰、強がってるけど顔が死んでるぞ。

「ほら、蒼汰もそう言ってるし。行こ」

「う、うん。蒼汰君、ごちそうさまです」

そう言う湊を連れて、さっさと友人女子が店を出る。

「なんつーか、大変だな。お前も」

「はぁ。でもやっぱ大事な彼女っすから」

「そうか」

大事な彼女、か。

何だかんだで蒼汰もあいつの事、大事に思ってるんだな。

それに比べて今の俺ってどうなんだろうな。