そんな私の心の叫びは、見事に廊下の叫び声にかき消された。 「…はぁ」 本日、何度目かわからないため息をつく。 大丈夫だ。これ以上幸せは逃げていかないだろう。 ガラガラ…… 『瞬夜様――お席はこちらですわ――!!』 『キャー近いですわ、嬉しいです!!』 「…よかったよかった」 席がグ~ンと離れてて。 って、ちょっと待て。 恐る恐る右側を向く。 「同じクラス?!」