私が見つめるあなたの横顔
 その顔が急に振り向いて
 私の鼓動は Speeding up!

 動揺 悟られないように
 慌ててノートに視線を落とす
 先生が解説してるけど
 聞こえてくるのは 胸の鼓動
 だから 頭に入るわけもなく

 そう 授業も何も頭にない
 目の前にあるのは真っ白なノート
 そこに浮かんでくるものは? そう
 あなたが見せる あの笑顔

 ふと気がつくとあなたが挙手
 先生は指名―――あなたを。
 いつものごとく的確な答え
 そのはっきりした 澄んだ声
 残響はいつまでもこだまする

 やがてチャイムが鳴り響き
 起立、気をつけ、礼---
 休み時間のStartとともに
 はじける笑顔 笑い声
 そして私の視線の先に
 いるのは …やっぱ あなただけ

 ねぇ、待っててね もう少し
 あなたの輝くその笑顔
 私が捕まえてみせるから