「つまりっ!人間は水なしじゃ生きていけない!」 実衣は指をたててそう言った。 「花菜がいないと生きていけない」 って、 睦月くんが、言った。 あたしはかあぁって 林檎みたいなほっぺたになって それに気づいた睦月くんも、 林檎になった。 「い、いや違う、実衣がな」 「う、うん、わかってる」 でもどうしよう。 水色がすごく キラキラしてる。